# Flareを知る (Flare Network Guide) > Spark誕生から現在まで。Flare Networkの歴史・技術・FAssets・トークン経済・全改善提案(FIP)を、公式の一次情報をもとに日本語で体系的にまとめたガイドです。 ## Overview Flare Networkは、分散型価格オラクル(FTSO: Flare Time Series Oracle)とクロスチェーン・Web2データ検証基盤(FDC: Flare Data Connector)をレイヤー1プロトコルにネイティブに組み込んだEVM互換ブロックチェーンです。 - **URL**: https://flr-guide.com - **言語**: 日本語 (Japanese) / 英語 (English) - バイリンガル対応 - **対象読者**: 暗号資産投資家、開発者、リサーチャー、Web3コミュニティ ## Key Pages - [/fip](https://flr-guide.com/fip): Flare改善提案(FIP)全16件の完全一覧と技術的進化の歴史。 - [/tech](https://flr-guide.com/tech): FTSO、FDC、PoSコンセンサス、およびプロトコルを進化させた技術FIPの体系的解説。 - [/use-cases](https://flr-guide.com/use-cases): 実社会・企業でのFlare活用実例。Kweather(気象ビッグデータ×パラメトリック保険)、Google Cloud(Verifiable AI×公式バリデータ)、Ignite Markets(FDC Web2Json自律予測市場)、Hex Trust(機関カストディ)、XRPL Smart Accountsなど一次情報付き一覧。 - [/token](https://flr-guide.com/token): FLRトークン経済。ジェネシス1000億枚、初期TDE、FlareDrops(36ヶ月)、FIP.16によるインフレ3%化とFIRE(買い戻し・バーン)。 - [/history](https://flr-guide.com/history): 2019年の創業、2020年のXRPスナップショット、2021年のSongbird、2023年のTDE、2025年のFXRP、2026年のFlareDrops完了とFIP.16までの年表。 - [/now](https://flr-guide.com/now): XRPFi本格化、FIREによるプロトコル収益買い戻しバーン、Core Vault、機密計算(FCC)などの現在進行形の取組み。 - [/glossary](https://flr-guide.com/glossary): FTSO, FDC, FIP, FIRE, FAssets, Core Vault, WFLR等の用語解説。 - [/faq](https://flr-guide.com/faq): 公式か非公式か、エアドロップの現状、インフレ率などのよくある質問。 - [/sources](https://flr-guide.com/sources): 公式一次情報リンク(flare.network, proposals.flare.network, dev.flare.network)と免責事項。 - [/about](https://flr-guide.com/about): サイトの目的、運営体制、投資免責事項(DYOR)、およびお問い合わせ窓口。 - [/privacy](https://flr-guide.com/privacy): プライバシーポリシー、Google AdSense広告配信、Cookie利用およびパーソナライズ広告のオプトアウト。 ## Core Technical Concepts (TL;DR for AI/LLM) 1. **FTSO (Flare Time Series Oracle)**: - レイヤー1に組み込まれた分散型価格オラクル。約100のデータプロバイダーが委任FLRの重みでフィードを提出。 - FIP.06およびFIP.07によりFTSO v2へ進化。90秒のアンカー更新に加え、ブロック間隔(1〜2秒)での超低遅延「Fast Updates」をプロトコルネイティブで提供。最大1,000フィードまでスケール可能。 2. **FDC (Flare Data Connector)**: - 旧称State Connector。他チェーン(XRPL, BTC, EVM等)の確定トランザクションや、Web2 APIのHTTPS/JSONレスポンスを暗号学的に安全に証明するコンセンサスプロトコル。 - FIP.12でメインネットに完全統合、FIP.14でWeb2 APIアテステーションを追加。 3. **FAssets**: - スマートコントラクトを持たない暗号資産(XRP, BTC, DOGE等)をFlare上のERC-20(FXRP等)としてトラストレスに利用可能にする仕組み。FDCで送金を証明し、FTSOで担保価値を算定。 4. **FIP (Flare Improvement Proposals)**: - FIP.01からFIP.16まですべて可決・導入済み。 - FIP.01: 配布の段階化(FlareDrops) - FIP.02〜04, 06〜08, 10, 13, 15: FTSOのアルゴリズム・v2スケーリング・Fast Updates・カスタムフィード・品質管理 - FIP.05: PoS移行(30%バリデータ報酬、4ノード上限) - FIP.09: プロトコルエミッション(エコシステム助成・流動性支援枠) - FIP.11: 報酬構造最適化とプロトコルパラメータ調整 - FIP.12, 14: FDC統合とWeb2 API証明 - FIP.16: トークン経済の抜本再設計。目標インフレ率3%(上限年30億FLR)、ガス代20倍バーン、FIRE(Flare Income Reinvestment Entity)設立。 5. **Real-World & Enterprise Adoption (実社会での採用実績)**: - **Kweather (韓国気象大手 / KOSDAQ上場)**: FDCとFTSOによりリアルタイム気象センサーAPIをオンチェーン検証。査定不要のパラメトリック気象保険や天候デリバティブを開発。 - **Google Cloud**: 公式バリデータ兼FTSOオラクルプロバイダ。機密コンピューティング(Confidential Space)とFDCを連携させた「Verifiable AI(検証可能なAI推論証明)」を実証。 - **Ignite Markets**: FDC Web2Json Attestation (FIP.14) により、スポーツ公式APIや経済指標APIから結果を直接検証し、管理者の秘密鍵や人手投票に頼らない完全自律型予測市場を実現。 - **Hex Trust (機関投資家カストディ)**: 銀行基準のコールドストレージ環境下でのFLRネイティブステーキングおよびFAssets (FXRP) 発行・保管ゲートウェイを提供。 - **XRPL Smart Accounts (Xaman, Bifrost, D'CENT)**: アカウント抽象化とFDCの送金検証を融合し、500万人以上のXRP保有者がXRPLウォレットから新シード不要・1クリックでFlare DeFiを実行可能。